木という素材がもつ個性や魅力を
新しいアプローチで楽しむことはできないか。
木聞器を考えるきっかけは、そんな挑戦からはじまりました。
木のもつ個性を楽しむために、モノとして表現することより
カタチとして見えない“香り”という
本質的で特有の価値に目を向けてみることにしました。
樹種によって木はそれぞれ独特の香りを持ち、その香りは味わう人によって
過去のいろんな記憶と結びついていたり、
または、全く訪れたことのない場所へと私たちを連れて行ってくれるような
想像力を掻き立ててくれる作用があるように思います。
木聞器は、あなたがどこに居たとしても、
清らかな森の中に佇むような経験を
そのもっとも純粋な状態で共有するプロダクトです。